コーヒーを片手に〜占い学び直し

自分や明日を知るためのちょっとした手がかりになる占いの仕組みをまとめていきます。コーヒーを片手にくつろぎながら書いていきます。

算命学

十二支の確認

六十干支の1つ1つを見る前に、そもそも十二支がどんな性質を持つものなのかを確認します。 十二支は、それぞれ以下のような「五行の属性」「季節」「方位」を表します。 子…水。真冬の冷たい氷水。12月頃。北。 丑…水・金・土。真冬の氷砂利。1月頃。北北東…

十干①甲

日干で自分の世界の特色がざっくりと表されるので、まずは、10種類の「干」が表す世界→地支との組み合わせ(六十干支の中の6種類)の順に、確認していきたいと思います。 十干①甲は、五行の木性かつ陰陽の陽です。 読み方は「こうぼく」もしくは「きのえ」で…

三柱と六十干支

命式のうち、「陰占」で読みとく際の骨格は「三柱」です。 「三柱」とは、生まれた日の「日柱」、生まれた月の「月柱」、生まれた年の「年柱」のことで、それぞれの天干と地支の組み合わせを指します。 これらの干支の意味合いが混ざり合って、その人の個性…

陰占と陽占

算命学の命式では、左右の図それぞれに対して、「陰占」と「陽占」として、その人の概要を読み取っていきます。 左の図から、その人の個性、本人を取り巻く内外の状況やその変化、人間関係、持って生まれた運の形などを概括的に読み取ることを「陰占」と言い…

命式

算命学は、誕生年月日から作った「命式」を用いる占いです。 講座を受講したり、本を読んだり、さまざまな学び方がありますが、いずれにせよ最初に、この命式の出し方の解説があります。 万年暦を使用して、「陰占」「陽占」を出し、そこから「天冲殺」「大…

十干と十二支

自然界もしくは宇宙の性質という目に見えないものを、記号で表して目に見えるようにする。そのために生み出されたのが「十干」と「十二支」です。 「十干」は空間を表し、「十二支」は時間を表すといわれ、文字通り、10個と12個の記号(文字)それぞれに、「…

五行に秘められた本能

「木・火・土・金・水」には、5つの本能(質)が秘められています。陰陽五行は宇宙の法則ですので、人間の性格をはじめ、宇宙に存在するすべてのものはこの5つの本能によってつくられていると考えます。 ①木の質=守備本能 危険などを感じると、無意識に守ろ…

五行の世界②

五行には「相生」と「相剋」という基本原理があります。 「木・火・土・金・水」の5つの質は、この2つの原理で表される影響を互いに与え合っていると説きます。 「相生」は文字通り「生む」という関係で、「木は火を生み、火は土を生み、土は金を生み、金は…

五行の世界①

宇宙の法則というか、自然の法則というか、私たちが生きている空間におけるエネルギーは5種類の質でできていると、古代東洋人が考えたのが「五行」です。 現実に起こるどんな現象も、5つの質とその裏表(陰陽)で分類され、説明できるという考え方です。 5つ…

陰陽の概念

東洋思想の基本に「陰陽」の考え方があります。 どこかしらで見かけたことも多いと思われる「太極図」は、「陽の極まったところから陰が生まれ、陰の極まったところから陽が生まれる」と言われる、同じ力で反対の性質のエネルギーが決して混じり合うことなく…

積み上げて見えてくるもの

私が算命学を最初に学んだのは、中野トナカイ(閉店)でした。 1年間の講座があり、先生や生徒の皆さんが発信するブログを見て、「面白そう!」と思ったのがきっかけです。 当時、すでに西洋占星術は一通り学んでいたんですが、算命学はそれとはまた違う切り…

箱根神社に初詣

初詣は毎年、箱根神社に行っています。 そこに掲示されているのが今年の干支と、それが意味する今年の形相。 毎年写真に撮って、記録として書き残しています。 干支の勉強になるので。 というわけで、今年の干支は「癸卯」。以下、書き写しです。 *****…