コーヒーを片手に〜占い学び直し

自分や明日を知るためのちょっとした手がかりになる占いの仕組みをまとめていきます。コーヒーを片手にくつろぎながら書いていきます。

積み上げて見えてくるもの

私が算命学を最初に学んだのは、中野トナカイ(閉店)でした。

1年間の講座があり、先生や生徒の皆さんが発信するブログを見て、「面白そう!」と思ったのがきっかけです。

当時、すでに西洋占星術は一通り学んでいたんですが、算命学はそれとはまた違う切り口で、割とはっきりすっきり、人間や事象の輪郭が読めるように見えたんですね。

学んでみると、結局どちらも奥が深く、また同じ結論に行き着いたりして、それぞれに面白いと知るのは随分あとの話ですが。

で、算命学はまず生年月日でこのような↓命式(2種類)を出します。

※創喜塾算命学アプリ(フリー)を使用させていただきました。命式は2023年1月16日生まれの女性。

 

「陰占」「陽占」とありますが、比較的、自分で自覚していることが多い性質が「陽占」に表れていて、「陰占」は無意識、だけど逆に周りの人からは「あるある」と見えている性質が表れているといった感じです。

私は、「陽占」の真ん中「中心星」が「玉堂星」です。

これは、陰の水性で、何かを学ぶ、知識を吸収する、体験よりも書籍等、机上で学ぶことをより好む、体系的に積み上げて、整理しながら徐々に身につけていく、という性質があります。

算命学を1年間、講座に通って学んでいく。これはまさに私の「玉堂星」に適していたようで、当時、毎回楽しみに無欠席で中野に通っていた記憶があります。

「玉堂星」は裏を返せば、1を聞いて要所がわかって3も5も見える、とか、独自の視点で別の切り口に気づいて応用が効く、といった発展に乏しく、1つ1つ積み上げていって時間をかけないと全体も要所も掴めなくて時間がかかるので、実際の勉強中の体感としては、結構長くモヤモヤモヤモヤしてます。

それでも、比べると途中で嫌になるよりも、一歩一歩知識が蓄積していく楽しさのほうが大きいので続けられる。それは、自分の「玉堂星」がうまく起動してるんだな、とあとになって実感できました。

算命学は「陰陽」「干支」「十大主星」「十二大従星」「天冲殺」……1つ1つパーツを理解して覚えていくのと並行して、自分や周りの人の命式を出しつつ、実感をともなった言葉に変えていく。その積み上げで、少しずつ見えてくるものが広がっていきます。