コーヒーを片手に〜占い学び直し

自分や明日を知るためのちょっとした手がかりになる占いの仕組みをまとめていきます。コーヒーを片手にくつろぎながら書いていきます。

箱根神社に初詣

初詣は毎年、箱根神社に行っています。

そこに掲示されているのが今年の干支と、それが意味する今年の形相。

毎年写真に撮って、記録として書き残しています。

干支の勉強になるので。

というわけで、今年の干支は「癸卯」。以下、書き写しです。

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めでたく迎えた「癸卯年」は「新機軸を打ち出す年」そして開運の要点は「沈思黙考」と存じます。

「癸」は、大地を潤す恵みの「水」を示し、静寂・思考・知恵・はらむ(生命を育む)・波乱等の意味を持っています。また十干の最後にあたり、生命の終わりを意味するとともに、次の新たなる生命が成長を始める状態をも意味しています。

「卯」は、陰性の「木」を示し、地上に出した双葉の姿を象徴して、温和・成長・向上・飛躍という意味があり、希望にあふれ、景気の回復・好転など、何かを始めるのには良い年と云われています。

「癸」と「卯」の組み合わせは昨年同様「水生木(水が木を育み成長させる)」の「相生」で、互いに相手を強める影響をもたらし、季節で云うと「癸」は冬ですが「卯」は夏に近い春で、草木が成長し、どんどん生い茂る季節。寅年で春が来て草木が生ずる状態から、辰年で草木が整った状態に至る間の年が卯年であり、これまでの努力が実を結び、より成長が進んで勢いよく飛躍する年になると云われています。

「癸」と「卯」双方の作用を受けて、ゆとりある安定した心で物事を見究められ、それによって旧態を一新する素晴らしい新機軸が次々に生まれ出る年となるものと期待します。そして、より成長・飛躍をもたらす思考形態は静寂・温和にして器におさまっての「沈思黙考」が最良と考えます。

注意すべき点としては、波乱の意を持つ水は一旦他からの衝撃による状況の急変が起きると、一気に行動性を爆発させて激しく荒れ狂い、すさまじい破壊力の発揮に至る事が上げられますが、ここは慌てる事無く準備に努め、くれぐれも「沈思黙考」の形勢で穏やかにお進みいただく事、成長の時だからこそ、当然その先をもしっかり考えて進めて行く事、更に結果が出ていなくても、より成長を目指してあきらめる事無く進めて行く事、が肝要と存じます。

このように「生命の源にして万物を生み育む」という大きな水の徳を高めて飛躍を目指す「癸卯年の運気」をいただくには、広大無辺な恵みの水を生み出す「山の霊力」を司る「箱根大神」と産み出された「水の霊力」を司る「九頭龍神」との両社参りの誓願こそ最良の初詣と存じます。

皆様には、箱根大神・九頭龍神を始めとする八百萬の神々の大きな御加護のもと「沈思黙考」を念頭に精進・精励に努められ「新機軸を打ち出し」新たな歩みを進められて、令和癸卯年を素晴らしい年に創り上げ、心豊かにご発展なされますよう衷心より祈念申し上げます。

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