今日のコーヒー
https://momoyamasaki.hatenablog.com/entry/2023/01/12/181314
今回は「インドネシア マンデリントバコ」同封の豆の解説メモは以下のとおり。
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インドネシア マンデリントバコ
生産処理 スマトラ式
農園名 リントン地区
焙煎度 深煎り
[焙煎士カッピングコメント]
“大地のようなと称される重厚な一杯”
深煎りを好きな方へ自信を持ってお薦めできる一杯です。深さの奥に感じるマンデリン独自の風味は幅広く愛される味わいです。最高品質のマンデリンによる素晴らしい香り、深み、コク、そして重厚なアフターテイストをお楽しみください。
マンデリンの名産地のシンボルは「トバ湖」
スマトラ島にある「トバ湖」は、ほぼ赤道直下に位置し、南北100km、東西30kmの世界最大のカルデラ湖です。周囲は標高900mから1,800mの高原で、まさにコーヒー栽培の適地と言えます。湖からの霧の発生が多く、年間降雨量はやや多いですがこれが独特のフレーバーを生む要因とも言われています。
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私的好み度(最大値5★)
★★★★
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陰陽の概念
東洋思想の基本に「陰陽」の考え方があります。
どこかしらで見かけたことも多いと思われる「太極図」は、「陽の極まったところから陰が生まれ、陰の極まったところから陽が生まれる」と言われる、同じ力で反対の性質のエネルギーが決して混じり合うことなく、回転し、交互に入れ替わりながら均衡を保っているイメージの図です。
▶︎昼/夜
▶︎活発/鎮静
▶︎上昇/下降
▶︎膨張/収縮
▶︎日向/日陰
などなど、「陰陽」のイメージが、この後にうまれた「五行」の概念にとりこまれていきます。
算命学を一通り勉強して、いざ命式を読もうという段階にまできたときに、実感を持った、かつ今を生きている自分たちに腑に落ちる言葉で表現しようとすると、一番最初の切り口だった「陰陽」の概念に立ち返ることもよくあり、そのたびに算命学の勉強は建物と一緒で、基礎工事から順番に行う必要があると痛感します。
積み上げて見えてくるもの
私が算命学を最初に学んだのは、中野トナカイ(閉店)でした。
1年間の講座があり、先生や生徒の皆さんが発信するブログを見て、「面白そう!」と思ったのがきっかけです。
当時、すでに西洋占星術は一通り学んでいたんですが、算命学はそれとはまた違う切り口で、割とはっきりすっきり、人間や事象の輪郭が読めるように見えたんですね。
学んでみると、結局どちらも奥が深く、また同じ結論に行き着いたりして、それぞれに面白いと知るのは随分あとの話ですが。
で、算命学はまず生年月日でこのような↓命式(2種類)を出します。
「陰占」「陽占」とありますが、比較的、自分で自覚していることが多い性質が「陽占」に表れていて、「陰占」は無意識、だけど逆に周りの人からは「あるある」と見えている性質が表れているといった感じです。
私は、「陽占」の真ん中「中心星」が「玉堂星」です。
これは、陰の水性で、何かを学ぶ、知識を吸収する、体験よりも書籍等、机上で学ぶことをより好む、体系的に積み上げて、整理しながら徐々に身につけていく、という性質があります。
算命学を1年間、講座に通って学んでいく。これはまさに私の「玉堂星」に適していたようで、当時、毎回楽しみに無欠席で中野に通っていた記憶があります。
「玉堂星」は裏を返せば、1を聞いて要所がわかって3も5も見える、とか、独自の視点で別の切り口に気づいて応用が効く、といった発展に乏しく、1つ1つ積み上げていって時間をかけないと全体も要所も掴めなくて時間がかかるので、実際の勉強中の体感としては、結構長くモヤモヤモヤモヤしてます。
それでも、比べると途中で嫌になるよりも、一歩一歩知識が蓄積していく楽しさのほうが大きいので続けられる。それは、自分の「玉堂星」がうまく起動してるんだな、とあとになって実感できました。
算命学は「陰陽」「干支」「十大主星」「十二大従星」「天冲殺」……1つ1つパーツを理解して覚えていくのと並行して、自分や周りの人の命式を出しつつ、実感をともなった言葉に変えていく。その積み上げで、少しずつ見えてくるものが広がっていきます。
宮の森アルケミストコーヒー
今日はコーヒー雑記です。
2022年の秋、北海道に旅行に行ったときに立ち寄った「宮の森アルケミストコーヒー」で、コーヒーカウンセリングをしてもらいました。
3種類の豆を目の前でひき、「クレバードリッパー」なるもので入れたコーヒーを試飲させてもらえるサービス。自分の好みがわかるうえに、美味しいコーヒーの入れ方も教えてもらえます。
すっかり気に入って、クレバードリッパーを購入。いまは、毎月1回、お店が選んでくれた200gの豆が届く定期便も利用しています。
今日開封した豆は「ニカラグアラグーナ」。同封してくれる豆の解説メモは以下のとおり。
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ニカラグアラグーナ
生産処理 ナチュラル
農園名 ラグーナ農園
焙煎度 中深煎り
[焙煎士カッピングコメント]
“重厚で上品なフレーバーはまるでラムレーズン”
中深煎りの厚みのある味わいだけでなく、ラムレーズンを彷彿させる深くて甘い風味は特別なコーヒー体験へと誘います。カップに注いだ瞬間から優雅な世界へと導いてくれる魅惑の一杯をお楽しみください。
理想的な生産環境
ラグーナ農園は、名門農園をいくつも抱えるバジャダレス・ファミリーが所有する農園の1つです。この地域は名産地として名高いディピルトの中でも日照に恵まれ、豊かな自然と生態系を有する事から、コーヒー生産に適した気候と土壌を有し、アクセスにも恵まれています。
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私的好み度(最大値5★)
★★★★★
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こちらのお店は、スタッフ皆さん、コーヒー愛があふれ、とても楽しそうに働いていらしたのが印象的。その暖かな雰囲気を思い出すと、コーヒーもさらに美味しく感じられるので、気に入ってます。
コーヒーの淹れ方もこの通りにやってます。
宮の森アルケミストコーヒー
箱根神社に初詣
初詣は毎年、箱根神社に行っています。
そこに掲示されているのが今年の干支と、それが意味する今年の形相。
毎年写真に撮って、記録として書き残しています。
干支の勉強になるので。
というわけで、今年の干支は「癸卯」。以下、書き写しです。
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めでたく迎えた「癸卯年」は「新機軸を打ち出す年」そして開運の要点は「沈思黙考」と存じます。
「癸」は、大地を潤す恵みの「水」を示し、静寂・思考・知恵・はらむ(生命を育む)・波乱等の意味を持っています。また十干の最後にあたり、生命の終わりを意味するとともに、次の新たなる生命が成長を始める状態をも意味しています。
「卯」は、陰性の「木」を示し、地上に出した双葉の姿を象徴して、温和・成長・向上・飛躍という意味があり、希望にあふれ、景気の回復・好転など、何かを始めるのには良い年と云われています。
「癸」と「卯」の組み合わせは昨年同様「水生木(水が木を育み成長させる)」の「相生」で、互いに相手を強める影響をもたらし、季節で云うと「癸」は冬ですが「卯」は夏に近い春で、草木が成長し、どんどん生い茂る季節。寅年で春が来て草木が生ずる状態から、辰年で草木が整った状態に至る間の年が卯年であり、これまでの努力が実を結び、より成長が進んで勢いよく飛躍する年になると云われています。
「癸」と「卯」双方の作用を受けて、ゆとりある安定した心で物事を見究められ、それによって旧態を一新する素晴らしい新機軸が次々に生まれ出る年となるものと期待します。そして、より成長・飛躍をもたらす思考形態は静寂・温和にして器におさまっての「沈思黙考」が最良と考えます。
注意すべき点としては、波乱の意を持つ水は一旦他からの衝撃による状況の急変が起きると、一気に行動性を爆発させて激しく荒れ狂い、すさまじい破壊力の発揮に至る事が上げられますが、ここは慌てる事無く準備に努め、くれぐれも「沈思黙考」の形勢で穏やかにお進みいただく事、成長の時だからこそ、当然その先をもしっかり考えて進めて行く事、更に結果が出ていなくても、より成長を目指してあきらめる事無く進めて行く事、が肝要と存じます。
このように「生命の源にして万物を生み育む」という大きな水の徳を高めて飛躍を目指す「癸卯年の運気」をいただくには、広大無辺な恵みの水を生み出す「山の霊力」を司る「箱根大神」と産み出された「水の霊力」を司る「九頭龍神」との両社参りの誓願こそ最良の初詣と存じます。
皆様には、箱根大神・九頭龍神を始めとする八百萬の神々の大きな御加護のもと「沈思黙考」を念頭に精進・精励に努められ「新機軸を打ち出し」新たな歩みを進められて、令和癸卯年を素晴らしい年に創り上げ、心豊かにご発展なされますよう衷心より祈念申し上げます。
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